膝の主な痛み
今日は膝の痛みについて話します。
膝の痛みを感じるのは、お皿の横や下が痛いか膝の内側が痛い場合がほとんどです。
最初にお皿(パテラ)の下が痛い場合について説明します。
お皿が痛いのはお皿の問題ではなく、膝蓋靭帯(しつがいじんたい)という靭帯の
あたりで痛みを出しています。まれにお皿のすぐ横が痛い場合もあります。
膝蓋靭帯は、大腿四頭筋という太ももの前の大きな筋肉が腱になって
お皿を覆い膝蓋靭帯になってお皿の下にくっつきます。
痛みを出している場合、もとの大腿四頭筋、筋肉が固くなって縮んでいる状態
で膝を曲げたり体重をかけるとお皿の下に痛みが出ることが多いです。
階段を降りるとき、膝が痛い場合は大腿四頭筋が関係している場合がほとんどです。
次にお皿よりもっと内側が痛い場合です。
この場合は鵞足(がそく)と呼ばれる部分に痛みがでます。
鵞足は3つの筋肉が合わさって終わっている部分のことです。
膝の内側に力を入れたり、屈伸時に力を入れたりしたとき痛みが出やすいです。
あぐらをかきにくいなどもこのうちの一つの筋肉が関係しています。
簡単にまとめると、膝が痛いからといって膝そのものに問題があるより、
膝にくっついている筋肉に問題がある場合がほとんどです。
なので太ももの筋肉で固まっている部分を丁寧に緩めてあげると
膝の痛みを改善できます。
他には、膝関節の中の問題や関節の変形などがあります。
こういう場合は、筋肉治療と外科治療を同時にされるといいと思います。
生活アドバイス
大腿四頭筋ストレッチ
痛みが強い時は横になってやるほうがいいです
鵞足ストレッチ
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