慢性腰痛が長く続くと
腰痛が長期化すると常に痛みがある場合が多いでしょう。
ときにはぎっくり腰を繰り返しやすくなる場合もあります。
症状は特に腰の下の部分から股関節にかけた部分が最も多いです。
ぎっくり腰をやる方は、たいていもともと慢性の筋肉のシコリの
ある部分の少し表層を痛める方がほとんどです。
慢性の中の急性ぎっくり腰といったところでしょうか。
また痛みが広がって、股関節や膝関節の痛みが出ることがあります。
これらの関節も腰部と連動して動いているためです。
そして更にひどくなると、ヘルニアなどの腰椎の中の症状に移行したり、
腰椎のカーブがなくなり衝撃吸収できにくい骨格になっていきます。
腰の自然な反り(前弯)がなくなってくるとその上の背骨もまるまっていき、
ただ歩いているだけでも衝撃が足から頭まで届いてしまいます。
ただの腰痛でも、始めは筋肉だけの症状だったのが、
何十年もすれば関係なかった部分にも痛みや別の症状が現れます。
痛みを持っている方は、早めに施術を受けられるのとちょっとだけ
生活習慣を見直してみるといいと思います。
今まで数々の患者さんを治療してきましたが、
ちょっとだけ意識を自分の体に向け、
ちょっとだけでも生活習慣を改善した方のほうが
断然早く良くなります。
自身の筋肉の状態が分かることで、現在自分の体がどうなっているか
知ることができます。
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