なかなか症状が変化しない患者さん
ときどき患者さんで治療してもあまり変化の出ない
方がいらっしゃいます。
よくよく分析するとおおまかに3つの原因があります。
1、既往歴
2、現状
3、その他の疾患、事故など
1の既往歴ですが、今までのケガなどです。
人間の記憶は曖昧で、病院に行くなどしない限り
あまり覚えていません。
子供の頃の転倒、転落したとか、大人になってもつまずきそうに
なって強く踏ん張った、急ブレーキで体が振られたなど
いろいろあります。
本人が覚えていなくて痛みを感じていなくても
体の中(筋肉)にしっかり傷は残り、シコリになり
回りを圧迫し始めています。
患者さんも治療していくうちに、「あっそう言えば。。」
と何十年前の過去のケガを思い出す場合があります。
2、現状ですが、今置かれている環境です。
朝から寝る直前まで全く休む間がない方、
いつも心配で寝るときも考え事をしている方、
PCなどやりだしたら、休憩せず最後まで仕事を続ける方
などが多いです。
こういう方はどういう状態かというと自律神経の交感神経が優位に
なった状態です。常に戦闘状態なので体が回復するひまがありません。
3、その他の疾患ですが、病気などが関係している場合は
いくら筋肉を緩めても変わらない場合があります。
また、交通事故などで変形や断裂などで機能障害がある場合も同様です。
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