テニス肘、腱鞘炎
最近治療している患者さんで、病院でテニス肘、腱鞘炎と診断された方が
いらっしゃいます。
病院の治療は肘や手首が痛くても、肩に低周波を当てるのと
患部に湿布をするだけというのを昨年8月から続けていたそうです。
お仕事も休職され、初めて来院されたときはかなり深刻な表情を
され、院のドアを開けることもできませんでした。
治療は首、背中と肋骨の脇の筋肉をゆるめました。
それだけで痛みはかなり減りました。
そして、腕と肘から下の部分で特に肘のつけ根の部分には
筋硬結(シコリ)ができており、かなりの圧痛がありました。
軽めに緩めただけですがその場の痛みはほとんどなくなりました。
手首の痛みの原因は肘の部分にあることもあります。
その後入浴しても大丈夫なテーピングで補助して終わりです。
2回目の治療は、仕事に復帰できる希望が持てただけで、
かなり筋緊張が取れていました。
前回よりシコリがはっきりしていて、少し深部も押せました。
力も倍以上回復していました。
この患者さんの場合は、診断はどうあれかなり筋肉が絡んでいた
症状です。
今月で完全復活させてあげたいです。
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